3~6月に釣れるイカを春イカといい、春に釣れるイカはサイズが大きく釣りごたえはありますが、とても難しいとされています。今回は春がシーズンになる春イカについて、釣り方とオススメのエギについて紹介します。
イカの釣り方「エギング」
エギングとは?
イカを釣る釣法のことを「エギング」といいます。
イカのエサであるエビに似せた疑似餌「エギ」というものを使ってイカを釣るものです。
エギにはカエシのない針がついており、イカがエギに抱き着いてきたときにカエシのない針で引っ張ってきてイカを釣ります。
エギングで釣果を上げるためには、疑似餌であるエギを「どれだけ生きている本物のエビのように見せるか」が重要になってきます。
釣れるイカの種類
磯・堤防から釣れるイカは、主にこの3種類です。
- アオリイカ
- コウイカ
- ヤリイカ
春イカとは?
イカを釣るエギングにはシーズンがあり、春に釣れる春イカと、秋に釣れる秋イカに主に分類されます。
春イカとは、3~6月に釣れるイカのことです。
イカは秋前に産まれて春には大きく成長しています。
1キロ以上あるイカを「キロアップ」といい、春にエギングをするエギンガーはみんなキロアップイカを狙っています。
成長している分サイズは大きいですが、とても警戒心が強いイカになっています。
秋イカはサイズが小さめの子どものイカが多いので警戒心が薄く難易度は低いです。
春イカはサイズが大きく、大人のイカが多いので、警戒心が強く、釣るのが難しいとされています。
春イカの釣り方、ロッドアクション
春のイカはとても警戒心が強く、少しでも怪しまれるとイカが「サッ」と逃げていきます。
警戒されないように慎重にロッドとエギを丁寧にを扱う必要があります。
・釣り方としては、キャスティングして一度エギを着底させます。
↓
・そこから3回ほどロッドをしゃくって、すこし待ちます。
この時間がとても重要で、イカはエギが落ちていく”フォール”といわれる間に飛びかかってきます。この間を取らずにずっとしゃくっていても、イカはいつまで経っても釣れません。
↓
・5秒ほど待ってまたしゃくってフォールさせます。
待つ時間は使うエギや、潮の流れによって変わってきます。
この繰り返しです。
春イカでのエギングでは、焦ってしゃくってしまいがちですが、しっかり待つことがとても大事になってきます。
春イカで使うエギの使用サイズ
疑似餌であるエギにはサイズがあり、号数で表されます。
2.5号~4号が主で、シーズンや釣り場に合わせて使い分けをしていきます。
春イカでは、3.5号~4号を使用し、主に3.5号メインになります。
春イカで使うエギのカラーは?
エギにはたくさんのカラーがあり、エギングを行う釣り人で人それぞれに違いが出ます。
時間帯や天気によってもカラーを変えたりします。
「今日は日差しが強いからこの色を投げよう!」
「明け方だからこのカラーにしよう!」
「この色が好きだからこの色しか使わない!」
このように釣り人によってカラー選びは違いが出て、エギングの楽しみなところのひとつです。
どのカラーのエギを使ったほうがいいかは正解は無いです。時間帯や釣りをする地域によっても違います。
実際にエギングをしていく中で、イカが釣れたときの場所や時間帯によって経験値によってカラー選定していきましょう。
↓↓私の経験でオススメできるエギとそのカラーは以下の通りです。↓↓
春イカ使用オススメエギ3選!!
ヤマシタ エギ王 K 軍艦グリーン ベーシック22g
エギといえば「ヤマシタ」のエギ王です。
その中でも注目されている軍艦グリーンをオススメします。
エギの下地が赤色で、お腹の部分が若干赤色です。
朝焼けの朝日の日差しとマッチして、朝方のお腹の減ったイカには本物に見えるような感じがとても良いです。
朝マズメと日中の使用がオススメです。
カンジインターナショナル プロスペック 3.5寸
カンジインターナショナルのプロスペックです。
こちらもキロアップなどの大きいイカが釣れた釣果報告が多くあり、非常に信頼感があるエギです。
朝マズメ・日中の使用がオススメです。
ヤマシタ エギ王 K 490グロー ぶちぶちコーラル
ヤマシタのエギ王Kのぶちぶちコーラルです。
こちらはグローの夜光エギで、夜間の使用にオススメです。
夜は夜用のエギを使うと釣果が上がります。
まとめ
「春イカが釣れたら一人前のエギンガー」という人もいるほどに、春イカ釣りは難しいものです。
使うエギのサイズ、カラーなど、春イカの警戒心を意識するかしないかでは釣果が変わってきますので、是非イカのつもりになってエギングをしてみてください。
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