セキスイハイムの新空気工房とは?
冬は心地よく、夏はエアコンに頼りすぎない爽やかな暮らし。
セキスイハイム ホームページ 温熱・空気環境より
空調システムで整えられた空気環境で、日常的な心地よさにも配慮。
セキスイハイムは、四季に合わせた住まいを考えています。
セキスイハイムの全館空調システムの快適エアリー・新空気工房は、家全体の空気をキレイに保つ優れた機能です。
外から取り込んだ空気をフィルターに通してきれいな空気を屋内に循環させるものです。
空気をそのまま循環させるだけでなく、除湿・加温の機能が付いています。
3種類のフィルターで構成
セキスイハイムの快適エアリー・空気工房では、2つのフィルターで構成されています。
- プレフィルター・・・虫などの大きめのゴミを通さないようにするフィルター
- 徐塵フィルター・・・静電気を帯びた極細繊維。さらに細かいゴミを集める
- NO2フィルター・・・花粉や粉塵、PM2.5など有害物質をキャッチ
5年に1回のフィルター交換が推奨
セキスイハイムの快適エアリー・新空気工房では、5年に1回のフィルター交換が推奨されています。
フィルター交換にかかる費用は4万円~4万5千円ほどかかります。
「フィルター」ということを考えると、なかなかの高額に感じます。
我が家が8年放置した理由
フィルターは5年に一回の交換が推奨されているということは知っていましたが、以下の理由からなかなか交換に踏み切りませんでした。
①空調を梅雨時期にしか動かしていなかった
メーカー推奨は「24時間空調を稼働させることで、フィルターは5年持つ」ということでした。
ですが我が家では電気代を気にしていることもあり、空調を5~6月の梅雨時期にしか動かしていませんでした。
あまり空調を動かしていないので、フィルターもそれほど痛まないだろうとの考えから、これまで交換に至りませんでした。
②フィルターが高額
3層のフィルターを購入するのに合計4万5千円ほどかかってしまいます。
交換した方が良いと分かっていても、すこし戸惑ってしまう金額ですよね!
③「交換しなくても大丈夫」だと思い込んでいた
メーカー推奨が5年ということもあり、推奨よりもう少し長く使えるだろうと判断したので交換しませんでした。
推奨通りに交換しなくても、、と思っちゃいますよね!
④古いフィルターを見ていなかった
フィルター自体を見ることが無かったので、フィルターがどのような状態になっているか把握していませんでした。
後ほど交換前のフィルターの写真を載せますが、早くから見ていればもっと早くに交換していたことでしょう。
フィルターの状態を気にしていませんでした!
実際の古くなったフィルターの写真
実際に交換した際の写真を交えて述べていきます。
2回のウォークインクローゼットの中に、フィルターの入ったボックスがあります。
扉を開けた状態です。
カギを開けると、フィルターが見えます。
このように、厚めのフィルター2つと、薄いフィルター1つで構成されています。
8年間交換していないフィルターですが、湿っているような模様が見て取れます。
それぞれを抜き取っていきます。
古くなった徐塵フィルター
徐塵フィルターです。
ホコリやゴミなどを吸着して黒っぽくなっています。
古くなったNO2フィルター
次はNO2フィルターです。
見るからに汚いです。
湿気を吸ってなのか、すこしズッシリとしています。
フィルターの側面にはカビのようなものも発生していて、とても不潔だと感じました。
空調使用時に、このフィルターを通ってきた空気が家の中に充満していたと考えると、怖くなりました。
プレフィルターの写真を撮影するのを忘れたので載せられませんが、こちらはそれほど見た目には変化はありませんでした。
新品・中古のフィルター比較写真
新しいフィルターを出してきて、セットしてみます。
徐塵フィルター比較
まずは徐塵フィルターの新品です。
キレイな青色です。
使用していたフィルターと並べてみると、違いがはっきりと分かります。
全然色が違います。とにかく汚いです。
NO2フィルター比較
次はNO2フィルターの新品です。
こちらも使用していたものとはまったく違います。
並べた写真です。
全然違います。汚いです。
新品のフィルターは使用していたものよりかなり軽かったので、やはり湿気を吸って重たくなっています。
内部にもカビなどが発生しているかもしれません。
フィルター交換
周辺の掃除をしてから、新品のフィルターを挿し込みました。
これで空調使用時には、きれいな空気が屋内を循環してくれるはずです。
まとめ
全館空調のフィルターを交換してみましたが、感想としてはもっと早くに交換していれば良かったと思いました。
以下の理由からです。
- 汚いフィルターを通った空気が屋内を循環していた
- フィルターが汚れていることで、空気が通る管などその他の装置に悪影響を及ぼしている可能性
- 5年という年単位で考えると、それほど高い買い物ではないこと
全館空調と同じように車やエアコンのフィルターなど、交換や点検といった作業を怠らないように注意していこうと思います。
コメント