冬を越えたメダカ水槽では、気温上昇とともに水温も上がっています。
メダカが元気に泳いでいますが、水槽に入れている水草の成長も活発になっていきます。
そこで、春・夏にかけて気を付けたい水草メンテナンスについて述べていきます。
メダカの育て方・必要なもの・オススメグッズ
↓メダカの育て方・飼い方・必要なもの・オススメグッズについて以下の記事にまとめていますのでご覧ください。↓
春から夏にかけての水草のメンテナンスは必要
増えすぎた水草を放っておくとどうなる??
アナカリスを例に出しますが、冬の間は水温が低く、水草は成長を止めます。
アナカリスにとって理想的な水温は15℃~28℃くらいです。
4月から5月からアナカリスにとって適温になってきますので、春先からグングン成長して葉・茎を伸ばしていきます。
ここで注意ですが、アナカリスが増えすぎないように気を配る必要があります。
水槽の手入れをせず、放っておくと下の写真のように水槽内が水草でいっぱいになってしまいます。
こうなると、メダカの泳ぐスペースが無くなりメダカにとって良くない状態になります。
水草が増えすぎたときのデメリット
水槽内に水草が増えすぎた場合のデメリットについては、以下のようになります。
- 増えすぎた水草で日当たりが悪くなり、底付近の水草が枯れる
- スペースが狭くなり、メダカが自由に泳げなくなる
- 餌を撒いても、メダカがエサを見つけにくくなる
- 水槽内の栄養・酸素のバランスが崩れて、メダカが死んでしまう
メダカと水草のために手入れは必要ですね!!
水草が増えすぎたときのメンテナンス
水草のメンテナンスとして、「間引き」をしましょう。
間引きとは、増えすぎた水草を水槽から取り除いていく作業のことを指します。
間引きのポイントとしては、以下のことが挙げられます。
- 日当たり不足により、枯れた水草を優先して取り除くようにする
- 間引き作業中にメダカ・エビを傷つけないようにする。
- メダカ・エビの隠れる場所確保のため、水草を取り除き過ぎない。
間引きを行うことよって以下の写真のように日当たりが良くなり、水槽の底まで日が当たるようになりました。
水槽内の水中の栄養・酸素などの環境が良くなり、メダカ・水槽ともに良い状態となります。
良い状態をキープすることによって、水草の管理が容易になりメダカの繁殖もさせやすくなります。
なにより優雅に泳ぐメダカの姿を楽しめます。
↓水草を使ったメダカの繁殖方法については以下の記事をご覧ください↓
まとめ
メダカ飼育の醍醐味は、水槽内を優雅に泳ぐメダカを眺めることです。
そのためにも、定期的に水槽内のメンテナンスを行っていきましょう。
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