メダカが成体になると卵を産み、水草に卵をつけるようになります。メダカの繁殖を行う場合は、そのまま放置してはいけません。
下記の写真のようにメダカが卵を産むと、水草に体を押し付けて、水草に卵をひっつけます。
そのままでもメダカの赤ちゃんは生まれますが、生まれてすぐに、親メダカなどの体が大きなメダカに食べられてしまいます。
メダカは放っておくだけでは増えない
メダカの成体が水草に卵を産み付け、卵から「針子(はりこ)」と呼ばれるメダカの赤ちゃんが生まれます。
ですがそのまま親と同じ水槽にいては、赤ちゃんが親メダカに食べられてしまいます。
ではどうすればメダカの赤ちゃんを守ることができるのでしょうか。
卵の採取方法
産まれてくる赤ちゃんメダカを守るためには、生まれる前から親メダカと水槽を分けておく必要があります。
そうすれば、赤ちゃんメダカが生まれてきたときに、親メダカに食べられる心配がなく、自由に泳ぎ回ることができます。
そうするためには方法が3つあります。
まずは卵を産み付ける水草があったほうがいいでしょう。
オススメは「ホテイ草」という水草です。
方法① 卵を一つ一つ採取する
もう一つ水槽を用意して、親メダカがいる水槽の水草から卵を一つ一つ採取して、別の水槽に浮かべている水草に移す方法です。
メダカの卵は非常に弾力性があり、素手で触っても破れたりしません。
卵を一つ一つ移す手間がかかるのと、目視でメダカを発見するので、すべての卵を見つけられない可能性があります。
方法② 水草ごと移し替える
卵のついた水草をそのまま別の水槽に移動させる方法です。
この方法では、細かく見る必要がないので発見漏れもなく、非常に楽です。
私もこの方法でやっています。
卵に直接触ることもないので手間もかかりません。
方法③ メダカ孵化キットを使う
初心者の人用に、メダカの孵化キットが売られています。
このようなものを使ってみるのも良いでしょう。
どのくらいで産まれる?
メダカが卵から産まれるまでの目安として、「累計250℃」というのがあります。
水温が25℃であれば、約10日で産まれてきます。
水温により生まれるまでの日数が前後します。
上記のことから、私は親メダカと子メダカの水槽の水草を10日前後で入れ替えるようにしています。
卵がついているかどうかも確認していません。
繁殖を目的にしている人であれば親メダカの状態確認のために卵を産んだか、いくつ産んだかを確認してから水草の交換を行いましょう。
まとめ
メダカの孵化は、生まれるまでの時間・日にちの間隔を理解すればとても簡単ですので、メダカ飼育をやっている人、これから始める人も是非メダカの孵化を楽しんでみてください。
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