釣り竿を長く愛用するため、竿の価値を下げないためにも適切なメンテナンス・手入れが必要です。
釣りを終えた後は海水が付着しており、そのまま放置してしまうと塩が浮いてきて竿の固着の原因になり、使用できなくなったり、竿の価値を落としてしまいます。
私がオススメするのは、「シリコンスプレー」を使用したメンテナンスです
ここでは、釣行後から帰宅してからの適切な釣り竿のメンテナンス・手入れについて紹介していきます。
- 釣行後の竿の片づけの注意点
- 釣り竿のメンテナンス方法
- オススメの釣り竿メンテナンス用品
釣行後の片づけ
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渡船で磯場に上がっている場合は特に、迎えの船の時間があるので急いで片づけをするようになります。
ここで焦って竿を雑に扱ってしまいがちで、片づけの際に竿を破損させてしまう事もあります。
竿の為にも丁寧な片づけを意識しましょう。
タオルで水気をふき取る
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釣行を終えたばかりの竿には、海水や海藻、エサ釣りの場合は撒きエサ・付けエサが竿に付着しています。
帰宅してからの片づけを楽にするためにも、ロッドケースに直す前にタオルで水気などを拭き取りましょう。
穂先カバーを忘れずに
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帰る前に急いで片づけをしていると、竿の穂先カバーを装着するのを忘れてロッドケースに直してしまうことがあります。
穂先カバーを装着せずにロッドケースに直してしまうと、竿の穂先が折れる原因になります。
私も一度穂先カバーを忘れてロッドケースに直し、穂先を折ったことがあります。
竿の穂先は非常に細く、簡単に折れてしまいます。
メーカー修理に出すと、穂先の部分の#1パーツだけで1万を超えるものもあり、直すのも費用が掛かってしまいます。
痛い出費になりますので、必ず穂先カバーを付けてロッドケースに直すようにしましょう。
竿袋に入れる
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高めの竿だと、購入したら竿袋が付属されていますので、竿袋を使用するようにしましょう。
竿袋に入れておくと、竿同士で傷つけあう事はなくなります。
袋を見ただけで、どの竿かがわかるので良いでしょう。
購入時に付属されていなければ、袋単品で売られていますので、購入をオススメします。
ロッドケースに丁寧に収納する
ロッドケースに直す際も、注意が必要です。
竿を何本か入れていると、直し方によっては竿同士で傷つけあうこともあります。
穂先カバーを装着して、竿袋に入れてロッドケースに直しましょう。
ロッドケースに入れる際も、竿が動かないようにタオルなどを詰めてできるだけ竿が動かないようにした方がいいです。
帰宅後の釣り竿の手入れ・メンテナンス
帰宅したら、本格的な手入れ・メンテナンスを行います。
釣行時の竿の扱いも大事ですが、帰ってからの竿の手入れ状態も、竿の価値に大きく関わってきます。
長く竿を愛用するため、竿の価値を下げないためにも、丁寧にメンテナンスを行いましょう。
汚れを拭く
釣行後に一度タオル等で拭いていますが、もう一度丁寧に拭きます。
竿のガイドの細かい隙間にゴミ等が詰まって固まることがありますので、細かい隙間も見ておきましょう。
傷を確認
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釣行時についた傷の確認をします。
外で見ても確認できないような細かい傷もあるかと思います。傷を見て、竿の扱いの反省・改善になります。
どこにどんな傷があるかを把握しておくことは大事です。
ひどい場合は早めにメーカー修理に出しましょう。
釣り具屋さんに持っていけば、送料を負担してくれる場合があります。
シリコンスプレーでコーティング
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竿を水洗いする人もいるかと思いますが、私の場合は水洗いはやりません。
特に磯竿・タモの柄は竿の継ぎ本数が多く、水気が抜けにくい構造になっています。
水洗いをすると竿尻のキャップを外して乾燥させる必要がありますが、毎回はそこまでやらないからです。
水気が切れて乾燥しきらないまま収納してしまうと、サビの原因になります。
そこで私は「シリコンスプレー」を使います。
ホームセンターでも安く売られています。
シリコンスプレーをタオル等に吹きかけて、タオルで竿を拭きあげていきます。
竿の汚れが取れると同時に、シリコンがコーティングされます。
シリコンにより、竿にツヤが出て、さらに細かい傷も目立たなく感じます。
ガイド部にもシリコンを吹きかけてください。
スレが回復する訳ではありませんが、滑りが良くなり糸抜けが改善されます。
シリコンスプレーの中でも、溶剤の入ってない「無溶剤」のものを使うようにしてください。
溶剤の入ったものは、釣り具のメンテナンスには向きません。
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呉工業のシリコンスプレーが値段も安く、オススメです。
まとめ
海での釣りに使う竿は高いもので15万近いものもあり、非常に価値のあるものです。
丁寧に使えば手放す際に高く売れますので、なるべく傷を入れないようにしましょう。
帰ってからの手入れ・メンテナンスも大事になってきますので、釣行後にそのまま放置することなく、大切に扱ってあげましょう。
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