すぐに怒ってしまう、イライラしてしまうなどの悩みを抱えた人は多いでしょう。
結論から言えば、アンガーマネジメントといわれる手法で「自分次第で感情はコントロールできる」ものです。
トレーニングをしている人、資格を取得しようと勉強を頑張っている人でも、自分の感情をコントロールできれば、より高い成果が得られるでしょう。
育児をしている人にもこの悩みを抱えた人は多いですね。
では、どのようにすれば怒らなくなるのか・イライラしなくてすむのかいくつか方法を紹介します。
すぐに怒ってしまう理由
怒ってしまうにも理由があり、さらに自分由来・他人由来のものがあります。
自分自身によるものか、他人の行動・言動が原因のものかにもよります。
ここでは、改善しやすい自分由来の原因について考えます。
常に忙しい
日常生活において常に忙しくしていて、自分の仕事・行動で精いっぱいの状態です。
忙しくしていると、他人のちょっとしたことでイライラしてしまいます。
忙しいと、他人の事まで気にできませんよね。
精神的に余裕が無い
悩み事や考え事により、精神的に余裕がなく追い詰められている状態です。
これも、他人のちょっとした言動・行動により怒りやすくなります。
自分自身にも周りの人にとっても良くない状態です。
100点満点を目指しすぎる
完璧主義の人に多いですが、少し自分の理想から外れてしまうと、イライラしてしまったり、他人に対して怒ってしまったりします。
理想が高いことは良いことだけではありません。
アンガーマネジメントとは?
日本アンガーマネジメント協会のホームページに下記のように書かれています。
アンガーマネジメントは怒らないことを目指すものではありません。違いを受け入れ、人間関係を良くする心理トレーニングです。
1970年代にアメリカで生まれたとされている怒りの感情と上手に付き合うための心理教育、心理トレーニングです。
怒らないことを目的とするのではなく、怒る必要のあることは上手に怒れ、怒る必要のないことは怒らなくて済むようになることを目標としています。当初は犯罪者のための矯正プログラムなどとして活用されていましたが、時代の変遷とともに一般化されていきました。
日本アンガーマネジメント協会 ホームページより
要約すると、「怒る必要のないことには怒らない」ことを目指したものです。
アンガーマネジメントに必要な考え方・行動
6秒間我慢する
怒りのピークは「6秒間」といわれています。
なので、なにか怒るような情報が頭に入った場合、6秒間を耐える必要があります。
方法としては、考えることをいったん辞める、その場を立ち去るなどです。
とにかく6秒間をしのぎましょう。
6秒間、我慢です。
深呼吸してみる
怒るような情報が頭に入った場合、いったん深呼吸してみましょう。
しっかり息を吸って、長めに息を吐くことを意識してください。
深呼吸していったん落ち着きましょう!
「~するべき」という境界線を広げる
「怒る」という感情は自分を守るためでもあると言われています。
「自分の身を守るため」の場合もありますが、自分のアイデンティティーや自分の許せない事を守るという場面もあります。
「~するべき」という思考がそれにあたるでしょう。
なので、「~するべき」という境界線を広げることも必要になってきます。
これが人によっては、とても難しいと思います。
「考え方・行動は人それぞれ」
自分とまったく同じ考えを持ち、まったく同じ行動をする人間などいません。
自分と違う考えや行動をする人間がいて当たり前だということを認めましょう。
「アンガーマネジメント」オススメの本
「アンガーマネジメント入門」
イラスト版子どものアンガーマネジメント 怒りをコントロールする43のスキル
アンガーマネジメント1分で解決!怒らない伝え方
まとめ
イライラしなくて済むならその方が良いですがその分、自分が許せる範囲を広げる必要があるので簡単なことではありません。
訓練のような形で、すこしずつ自分の許容範囲を広げていきましょう。
続けていけば、自分自身に余裕が生まれ、他人の行動・言動では左右されなくなり、自身のことに集中することができます。
トレーニングや勉強にも集中して取り組むことが出来るので、是非やってみてください。
コメント